イクメンドクターの診療室

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【悩みのるつぼ】独身生活の知恵教えて、に回答します。【2016年6月11日掲載分】

<今回の相談>
【悩みのるつぼ】「独身生活の知恵教えて」
http://blog.freeex.jp/archives/51486009.html

<私の回答>
私の知り合いに、今年、再婚する女性が居ます。
「結婚は、もう二度としない」と言っていた彼女がなぜ結婚するのか?
それは「自由な時間が痛かったからだ」と話してくれました。
「未婚には、痛いけど自由がある」と私は考えます。

その痛さとは、一人の寂しさや将来の不安のことだったりします。
あなたは最近、彼女と別れました。
自由な時間があるのですが、その痛さに耐えられなくなっている状態です。
生きるとは、その痛さを背負っていくものなのです。
その覚悟さえあれば、気持ちは切り替えられます。
独身でも充足した人生が送れます。
結婚をあきらめて、一人で生きるように頑張って下さいね…



と、ここまで書きました。
本当に一人で生きる決心、つきましたか?
気持ちが簡単に切り替えられるのであれば、ここには相談していませんよね。
残念ながら眠れなくなるほどの悩みは、そう簡単に解決しません。
でも、その悩みを少し減らす方法なら分かります。
自分の時間を減らすことです。そして、その時間を他人のために使うことです。

そこでまずは、ボランティア活動をより積極的に取り組んでみましょう。
彼女が居た時期よりも、もっと時間を増やすのです。
他人のために働くと、一人で考える時間が減っていきます。
痛さを感じる時間が減ります。結果的に悩みも減るのです。

今まで、女性を切らしたことがないあなたのことです。
他人のために頑張るあなたに、次の彼女が出来る可能性は、かなり高いと思います。
そこで次の彼女とは、過ごす時間を多くしましょう。
当然、自由な時間は減りますが、楽しめる不自由が増えます。
結婚を目指すならば、ある程度の不自由を楽しむ余裕が大事です。

「痛い自由な独身」と「楽しむ不自由な結婚」どちらが良いのでしょうか?
答えは、あなたの心の中にあります。
ちなみに、冒頭で触れた女性は、シングルマザーでした。
同じバツイチ同士は、気が楽なのだとか。
一人で子供を育てようと頑張っている女性は、沢山います。
結婚生活を一からではなく、子育てと共にスタートするのも悪くないですよ。

あなたの人生には、まだまだ未来があります。
あなたの力を必要としている人がいるのです。
気持ちを切り替えて、本当に充足した人生を送れることを願っています。

/ 以上。

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